朝食・ブランチの行列をスマートフォンの順番待ちに
QR Wait チーム
日曜の朝 10 時。入口には 15 組、受付スタッフの手にはノート、厨房からは「3 名席、空きました」の声。スタッフが名前を読み上げると、1 組が人だかりをかき分けて進み、ほかの 2 人が「あとどれくらい?」と尋ねてきます。週末の朝食店の多くは、こうして行列をさばいています。この記事では、同じ朝を QR コードの順番待ちリストで回すとどうなるかを、お店の側から順を追って見ていきます。
朝食の行列はなぜ難しいのか
朝食のテーブルは長く使われます。たっぷりの朝食を囲んだ家族は、すぐには席を立ちません。お客様の多くは家族や友人グループで来店します。4 人は 2 人席には座れず、6 人のグループはテーブルをつなげるのを待つことになります。そして、みんなが同じ時間に来ます。その結果、入口には人だかりができ、お客様は順番を失うのが怖くてその場を離れられず、スタッフは朝のあいだずっと勘で回すことになります。
QR コードの順番待ちリストは、この 3 つすべてに効きます。お客様は入口を離れられ、テーブルは人数に合わせて案内され、待ち時間は勘ではなく実績から計算されます。
お客様がすること
- 入口のポスターか、テーブルの小さなカードにある QR コードを読み取ります。スマートフォンのブラウザでページが開くので、アプリのダウンロードもアカウント作成も不要です。
- 人数を選びます。名前を尋ねることもできますが、レストランの列では任意です。
- 自分の番号、前に待っているグループ数、待ち時間の目安を確認したら、海沿いを散歩したり、車の中で待ったりできます。
- 順番の 2 組前になると「まもなく順番です」の通知が届きます。テーブルの準備ができると、2 回目の通知が届き、画面が緑色に変わります。
遅れそうなときは「今向かっています」をタップしたり、少し時間をもらうよう頼んだりでき、それがパネルに表示されます。
お店がすること
係員パネルは、受付台のタブレット、スマートフォン、レジのパソコンのブラウザで開けます。インストールは不要です。
テーブルモード
列をテーブルの列として作成します。テーブルが空いたら、パネルでその席数を選びます。2、4、6、そのほかどんな数でもかまいません。列はそのテーブルに合う最初の待ちグループを自動で呼び出します。2 人席が 6 人のグループに回ることはありません。テーブルを 2 つつなげたなら、席数を合計して入力すれば、より大きなグループが呼ばれます。いちばん混む時間帯に 4 人席が 2 人に回らないよう、1 つのテーブルで空けておいてよい席数を設定することもできます。
庭と店内のように別のスペースがあるなら、エリアを追加しましょう。お客様は受け入れられるエリアをすべて選び、あなたは空いたテーブルをエリアと一緒に入力します。
人数と待ち時間の目安
朝食では、待ち時間はグループの人数で変わります。2 人席はよく空きますが、6 人席はめったに空きません。テーブルの列では、QR Wait は最近その人数に合うテーブルがどれだけの速さで案内されたかをもとに、人数ごとに待ち時間を見積もります。お客様は並ぶときに自分が選んだ人数の目安を確認し、チケットでその後も追えます。パネルの上部バーにも同じ目安が表示されるので、電話で「4 人だとどれくらい?」と聞かれてもひと目で答えられます。まだ呼び出しの実績が足りないときは、作った分数を出すのではなく、その旨をページに表示します。
来ないお客様
呼び出したグループがほかへ行ってしまったなら、テーブルを空けたままにすべきではありません。列に 3〜30 分の到着までの時間を設定しましょう。時間が切れるとそのグループは列から外れ、お客様の画面にはカウントダウンが表示されます。来ないグループをワンタップで外すこともでき、1 分以内なら元に戻せます。
スマートフォンのないお客様
すべてのお客様が QR コードを読み取るわけではありません。受付スタッフがパネルからワンタップで追加し、人数を入力して番号を伝えます。そのお客様も同じ列で、同じルールのもとで待ちます。
印刷した QR コードを入口に、テーブルに、窓に
受付台の画面には自動で切り替わる QR コードが表示され、グループチャットで共有された写真を使って自宅から並ぶことを難しくしています。朝食店では、印刷した固定のコードのほうが便利なことも多いでしょう。入口のドアに、窓に、待合ベンチの横に。その場合は位置情報チェックが遠隔からの参加を防ぎます。お店の近くにないスマートフォンは並べません。
パネルからワンクリックで、A4 のポスター、A5 のチラシ、折りたたみ式のテーブルスタンドを印刷できます。ロゴ、カラー、列の名前、「読み取って並ぶ」の案内が最大 3 言語で入ります。観光客の多い朝食店なら、トルコ語、英語、ドイツ語を並べて表示できます。
朝を楽にする小さな設定
- 受付時間:列は営業時間中だけ受け付け、閉店時刻に自動でリセットされます。
- 待ちグループ数の上限:2 時間待ちの列は誰のためにもなりません。待ちグループ数に上限を設けるか、満席のときはパネルから受付を一時停止しましょう。
- 案内パネル:メニュー、道順、Instagram ページへのリンクをチケットに追加すれば、お客様は待っている間にメニューを見られます。
- 全員へのメッセージ:「15 分後に庭の席を開けます」のようなお知らせが、待っている全員のスマートフォンに届きます。
費用はいくら?
サブスクリプションも専用機器も不要です。列に並んだグループごとに、人数にかかわらずチケットを 1 枚使います。登録時に最初の 250 チケットが無料で、その後は有効期限のない買い切りのパックを購入します。現在のパックは料金ページに掲載しています。
最初の週末のチェックリスト
- テーブルの列を作成し、庭があればエリアを追加します。
- 到着までの時間は 10 分ほどから始め、必要に応じて調整します。
- 印刷した QR ポスターを入口に貼り、位置情報チェックはオンのままにします。
- 受付台のタブレットでパネルを開きます。朝のあいだ、受付スタッフは 1 人で足ります。
- 月曜日に日別の統計を見ましょう。何組来て、何組が着席し、何組が来なかったか、そしていちばん混んだのは何時だったか。
テーブルモードでできることはすべてレストランの順番待ちページで紹介しています。デモはアカウントなしでブラウザから試せます。